【オーストラリア】♯6 ヌーサの楽しみ方はビーチだけじゃない
鳥のさえずりとともに目が覚めた。窓を開けると、外はじめっと水分を多く含んだ空気に覆われていた。日中の日差しの強さとは対象的に早朝は肌に突き刺さるような寒さが残っている。
鳥のさえずりとともに目が覚めた。窓を開けると、外はじめっと水分を多く含んだ空気に覆われていた。日中の日差しの強さとは対象的に早朝は肌に突き刺さるような寒さが残っている。
今日は天気が良い。オーストラリアの8月は季節的には冬。ケッペンの気候区分で言えば、ヌーサはの気候はCfaに属し東京と同じ気候区分だけれど、緯度が低いせいか一年を通して日中は温かい。マイナスなんてことはまずない。
時間は午後2時。今寝たら後悔する。お昼を食べていない。そもそも何も食べ物がない。そんなことをを考えたら、急にお腹が空いてきた。体は正直だ。胃袋に力が入り、ソファから起き上がった。食欲が睡眠欲に勝った瞬間だった。日本の旅館なら時間を指定すれば夕食が用意されていることがほとんどだが、
ヌーサジャンクションでバスを降り、宿に向かう。地図を見ると、直線距離的にはバス停からそこまで遠くない。これなら歩いていけると思い、徒歩で向かうことに。しかし、ヌーサという地形を忘れていた。ヌーサは海と山、湖、川からなる自然豊かな地形を有して
ゴールドコーストから、グレイハウンドバスに乗り、ヌーサへ。
ゴールドコーストの中心部から離れると、バスは高速道路を通り北上し、ブリスベンを目指す。
直行便がなかったため、途中ブリスベンでバスを乗り換える必要があった。
ブリスベンは学生時代に語学学校で長期的に滞在した思い出の都市。
そして、約2ヶ月のオーストラリアバックパッカーの旅の出発地点。
その際に利用したのも、
日本から約8時間のフライトでゴールドコーストのクーランガッタ国際空港につく。ゴールドコーストへは直行便があり、日本とは時差も1時間。西欧諸国へ行くにも北中米に行くにも、10時間を超えるフライトがあることを考えると、オーストラリアという国へ日本から行きやすい地であることを感じる。