【銭湯】東京 新宿 落合 梅の湯

行き方

都営大江戸線中井駅から徒歩約7分。山手通りから、住宅街の中を進んでいく。

民家に馴染んだタイルの外観。

夜の道にひかえめな看板がポツンと現れる。蛍光灯の白い光から、梅の湯という文字が浮かび上がる。

隣のとんかつ食事処たかはしと並び、昭和の風情が漂う。

館内

靴を脱ぎ、館内に入る。

こじんまりしたスペース。真正面に受付があった。

サウナ利用者は入浴料込みで800円。回数券と残りの360円を払う。

銭湯によっては、サウナを利用する場合に、回数券が効力を発揮しない所も多い。

バスタオル、ボディタオル、サウナ利用者のリストバンドを受け取り、脱衣所へ。

鍵式のロッカーで、数も多い。

雨の日の20時ごろ伺ったこともあるが、脱衣所には人はいない。

お風呂の方を覗くと3〜4人がお風呂に入っていたり体を洗っていたりした。

お風呂

まずは体を洗う。カランの数は20個前後。

初めに座ったところはシャワーの出があまりよくなく、放射状に出るので、手元にシャワーに先を向けてもシャワーの軌道が顔に向かってしまう。

どうもうまく調整できなかったので、隣へ移った。

体を洗い、サウナへ向かう。

しかし、周りを見渡してもサウナらしき場所が見当たらない。

よく見ると、外へ向かうドアがあり、ベンチも置いてあった。

ドアの外に出ると、右手に電気風呂、左手の突き当たりにサウナのドアがあった。

外といっても露天ではないが、この場所に電気風呂とサウナがあるのはびっくりだ。

アジト感があって個人的には好きだ。

ちなみに、お風呂は円状の形のジャグジー、そして、マッサージ風呂、普通のお風呂がある。

風呂場は何度か改修や増設を繰り返したようなブリコラージュ銭湯といった印象を受けた。

男湯と女湯を隔てる壁の上部には挿し木で増やしたと思われる観葉植物の鉢が約20個ほど並べられていた。

今は使われていないが、かつては電気が付き、高原の絵を浮かび上がらせいただろう看板絵。

統一感こそないが、これはこれで完成された銭湯といった感じがした。

サウナ

サウナのドアを開けると、ふわっとサウナでは嗅いだことのないいい匂いがした。

床に敷いてあるタオルの柔軟剤の匂いだろうか。

サウナ内は薄暗く、電球の光がサウナ内をどんより照らしていた。

サウナは6人前後入れる広さで、座るところは2段になっている。

外についていた室度計は120℃を指していたが、おそらく100℃くらいだろう。

7分くらい入っていると、じわっと汗が吹き出てくる。

テレビなど音のするものはなく、ゆっくりサウナに集中できる。

敷かれたタオルは商店街の服屋で売られているような花柄のタオルで統一感はない。

個人的には、サウナ内の配置、温度、雰囲気、匂いどれも好みであった。

山奥のサウナといった感じで木の色も濃く変色していた。新しくないが、汚い、ぼろいといった感じをさせない、味があった。

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住所 新宿区上落合2−6−4

電話 03-3361-7326

時間 15:30−24:00 

休み 月曜、木曜

4年前

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