【銭湯】東京 中野 天神湯

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行き方

JR中野駅北口から線路沿い東へ進んでいく。

天神商工会の一角にある天神湯。

少なくなりつつある、宮造りの建物が見えてくる。

宮造りの銭湯はいつも以上にタイムトリップ感を味わえる。

周りの建物と比べると異質な感じが際立つ。

館内

暖簾をくぐり、靴箱に靴をしまう。

鍵の板と思いきや、プラスチック製だ。

入り口のドアは手動かと思いきや自動だ。

そんなトリッキーさに翻弄されながら中に入る。

入り口は男女に分かれていて、中央に番台がある。

銭湯代金を払う。

阿吽の呼吸のように。言葉はまじ合わさなくても事足りる。

番台、即脱衣所なので、服を脱ぐ人、風呂上がりに仁王になり体を冷ましている人、様々だ。

夕食前の17時という時間なのかいささか混み合っていた。

天井は高く、ロッカー、洗面台など一間にまとめられている。

縁側もあり、小さな池には錦鯉が数匹泳いでいた。

お風呂

手前が洗い場、奥にお風呂がある。

お風呂もシンプルだ。

浴槽はつながっていて、マッサージ、ジャグジー、普通のお風呂の3種類が楽しめる。

立派なペンキ絵も目を引いた。

富士山をバックに河口湖が描かれていた。

最近書かれたようだった。ペンキ絵師の巨匠、丸山清人さんのもの。

洗い場はおよそ25箇所あり、混んでいても困ることはなさそうだ。

洗い場の一角に、大きな電球のようなものが着いたポールが立っていた。

以前はお風呂を照らす明かりとして使われていたのだろうか。

洗い場に対し、お風呂が小さいように思うが問題はない。

なぜなら、熱湯だからだ。

中央の湯温計は43℃を指していたが44℃前後はあるように感じた。

5分程度入っていれば体はかなり温まる。

これから入る人、出て行く人。人の流れは忙しい。

サッと入って、サッと出る。江戸っ子の銭湯だ。

お風呂に浸り、周りを見渡せば、昔の光景が目に浮かんできそうだ。

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住所 中野区中野5−10−10

電話 03-3387-2657

時間 15:45−23:00

休み 月曜、木曜

HP http://www5a.biglobe.ne.jp/~furo/tenjin/

4年前

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