健康浴泉

【銭湯】【サウナ】東京 東中野 健康浴泉

外観

JR東中野駅西口から徒歩5分程度。東京メトロ東西線落合駅からも徒歩圏内。

東中野ギンザ通り商店街から少し住宅街に入ったところにある銭湯だ。

2020年12月28日。

東中野にある健康浴泉がリニューアルオープンした。

以前にも利用したことがあるので、新旧を比較しながら紹介していく。

現在の銭湯の外観は、青に赤い字で「健康浴泉」と書かれた入り口と比べると、板目調にシックにまとめられ、まさにモダナイズされた銭湯になった。

大きなガラスの扉や窓で、外から中の様子も伺うことができオープンで安心感がある。

内観

靴を入れるロッカーも以前は「青」「白」「赤」のトリコロール調に彩られヨーロッパの国かと思わせるような色使いだったが、茶色の鍵のロッカーに変わった。

靴を脱いで館内へ。

店内へ入ると、すぐ目の前に受付がある。ご夫妻揃って出迎えてくれた。

以前から、健康浴泉の女将さんは銭湯界では有名で(個人的には)、いつも着物を着て髪もセットしている。

高級料亭にでも来てしまったのではないかと思うくらいインパクトがある。

リニューアルされた館内の中でもその存在感は今もご健在だ。

支払いにQRコード決済が使えるようになったのもありがたい。

お風呂

脱衣所もシックな色使いで統一され、クリーンな印象を受ける。

女性や子どもも来やすくなったのではないかと思う。

ロッカーは100円を入れて鍵をかけるシステムなので小銭は持ち合わせたほうがいい。

ロッカーは一般的な大きさだが、内側の扉部分にフックがついていて地味に便利。あまり意識はしてこなかったがフックは初めてのような気がする。

もちろん、籠の荷物おきもあるので、貴重品がない場合はかごを利用してもよい。

以前は脱衣所に男湯から女湯へ続くように日本地図が書かれた長いステンドグラスがあったり、

ご夫妻が旅行で行かれた時のお写真が飾られていたりしていたのだが、

現在は無くなってしまったので以前の健康浴泉を知っている人にとっては少し寂しさを感じる。

お風呂の配置は以前とほぼ変わらない。

電気風呂、ボディジェットのほか、高濃度炭酸泉、シルキーバスと多くの銭湯が取り入れ始めているシステムも新しく導入している。

どのお風呂にもデジタル温度計が設置されており、常に温度を確認することができる。どのお風呂も41℃前後の湯温となっている。

お風呂はすべて軟水を使用しているので肌への馴染みが良い。

 

サウナ

以前はお風呂場からは離れ、二階に位置していたサウナは、一階のお風呂場と同じフロアに新設された。

二階に位置していたときはサウナは10人程度入れるくらい大きく、水風呂、外気浴スペースと二階部分で完結していた。

漫画も読めるというところも一部の利用者には人気だった点だ。

現在のサウナはとてもクリーンで利用しやすい反面、以前のサウナを知っている人にとっては少し物足りなさもあるように感じる。

現在のサウナは、5人程度が入れる大きさになっている。テレビやラジオの設備はなく、無音のサウナになっている。

サウナのすぐ横には水風呂があり、水温は18℃前後。

さらに目の前に整い椅子が設置されているところがサウナ好きにはありがたさを感じる。

以前、サウナがあった二階部分に広めの休憩スペースができた。

冷蔵庫も設置されているので、サウナ後に冷えた飲み物の飲むことができる。

その反面、通りが狭くなってしまっているので、個人的にはなくてもいいと感じた。脱衣所にも長椅子が設置されているので代用できる。

サウナを利用する人にはサウナマット、バスタオル、ボディタオルが入ったサウナバッグを渡される。330円でこれだけのサービスはなかなかない。

サウナは板の鍵方式で首掛けストラップがついているが、長さが短くしゃがまないとうまく鍵穴に鍵が入らないのが難点。サウナマットの置き場にもはじめは困るかもしれない。

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住所 中野区東中野3−17−3

TEL 03-3362-3524

時間 15:00~24:30

4年前

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