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外観
東京メトロ南北線本駒込駅から5分。山手線田端駅からは歩くこと約15分。
後楽園とったにぎやかな場所から少し離れ、お寺が点在する落ち着いた場所に立地している。
私が訪れたのは朝、11時。(土日祝日は朝8時からやっている。)
都内では数少ない午前中(朝湯)からやってる銭湯だ。
開店前に到着すると人混みができていた。
その時間から開店を待っている人がいるのは驚いた。
地元に愛される銭湯なのだろう。
ふくの湯は平成23年12月にリニューアルした銭湯だが、古風な門構えが落ち着いた雰囲気を醸し出している。
受付までは階段を登る必要があるが、車椅子の方でも上がれるように、バリアフリーも施されている。
内観
中に入るとすぐに受付がある。
長椅子はあるが 、待合スペースのようなところが特に無くシンプルな作り。
受付を済ませると、左右の男女の暖簾をくぐれば脱衣所だ。
脱衣スペースはすごく広いといった感じではないが、ロッカーと洗面台、床几台と言ったらいいのだろうか畳みの腰掛けと、必要最低限のものはそろっている。
ドライヤーや綿棒、シャンプー&ソープが無料で利用できることも嬉しい。
脱衣所やお風呂場は昔ながらの要素を取り入れながらモダンナイズされている。とても居心地がいい。
風呂場との仕切りに大きなガラスが使われていて、奥行きが感じられた。
お風呂
お風呂場自体もそこまで大きくなく、洗い場も両サイドと真ん中に合計約15個。
入って手前に洗い場があり、奥がお風呂になっている。
お風呂はジャグジーになっている部分や深さが異なる部分があるが直方体のシンプルな作り。
ちなみに、文京区の銭湯はすべて地下からの天然水を使用している。
男湯と女湯が週替りになっており、大黒湯(ラジウム泉)と弁天湯(薬湯と五右衛門風呂)との二種類のタイプのお風呂を楽しむことができる。
二週にわたって入りに来る必要がある。
それぞれの湯には、銭湯界ではかの有名な中島、丸山両巨匠のペンキ絵が壁に描かれている。
弁天湯の方が中島氏の赤富士、大黒湯の方が丸山氏の青い富士山だ。この絵だけでももとはとれる。
文京区は銭湯が全部で5つと多くはないが、各種イベントやサービスを充実させているようだ。
文京区の銭湯もすべて行ったみたいと思う。
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住所 文京区千駄木5−41−5
TEL 03-3823-0371
時間 11:00−24:00
土日祝8:00−24:00
定休日 年中無休