行き方
東急田園都市線下池尻大橋駅から商店街に歩くこと約5分。
十字路の角に現れる、文化浴泉ののれん。
階段を降りた部分に入り口があるので見逃さないように気をつけたい。
入り口へいく階段には男が腰を下ろし、携帯電話の画面を見ていた。
どこかライブハウスへ入るような思いになった。
館内
白とオークの色でまとめられた館内は統一感とモダーンな雰囲気を醸し出していた。
受付の前にはテレビが設置され、ソファーやスツールに座り、お風呂上がりをゆっくり過ごす人たちが多くいた。
文化浴泉は平成23年にリニューアルされた。昔ながらの銭湯を雰囲気を残しつつ、「SLOW」をテーマにゆっくりと銭湯を楽しんでほしいという思いのもと、近代的な銭湯に生まれ変わったようだ。
モダンな面もありつつ、脱衣所は高めで格子状の天井で昔ながらの銭湯の要素を残している。レトロな体重計、ポップな現代アートなど一つ一つにこだわりが見られる。
お風呂
お風呂に入って、驚いたことは脱衣所だけでなく、お風呂でもジャズの音楽が流れていたことだ。
リニューアルされた際に描いてもらったという銭湯絵師の中島さんの描いた富士山のペンキ絵も見ものである。特に男湯では赤富士のペンキ絵が見られる。
お風呂は気泡湯の他、軟水を使用したお風呂がある。
気泡湯は、ナノバブルとダイエットや動脈硬化など様々なことに効果があるのであるとありがたい。
また、軟水を使用していることも地味にありがたい。肌への馴染み方がちがう。
私は日曜の朝に利用させていただいたのだが、朝から、老若男女問わず賑わっていた。20、30代が多いことも渋谷に近い立地だろうか。音楽活動しているような人もいれば、タトゥーが入った人もいて土地柄が現れているように感じた。
アート、音楽、様々なカルチャーにふれることができる、まさに文化浴泉といった銭湯だ。
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場所 東京都目黒区東山3丁目6−8
番号 03-3712-4126
時間 15:30 – 25:00
定休日:不定休
※掲載時のデータであり、変更の可能性あり。