【銭湯】東京 蒲田 はすぬま温泉

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行き方

東急池上線蓮沼駅から歩くこと5分。

モダンな「はすぬま」のロゴが書かれた煙突が見えてくる。

住宅街の一角に現れるはすぬま温泉。2017年にリニューアルされた銭湯だ。

格子状の木に白い漆喰の外壁。千と千尋の神隠しの世界へ飛び込んだような感覚になる。

リニューアルする際に、道後温泉をイメージして作られたようだ。宮造りやマンション型の銭湯が多い中、インパクトのある銭湯だ。

館内

受付に行くと、受付のおかみさんが「走ってこられてたのですか?」と、声をかけてくれた。

ランニング帰りにお風呂に入りにくる人も多いようだ。とても気さくな方だった。

店内は木目調で温かみのある内装になっている。

床にはアクリル板で蓋がされた池のようなものがあり、魚が泳いでいた。

よく見ると、本物ではなく、デジタル映像であった。小粋なギミックで遊び心がある。

お風呂

脱衣所は清潔に保たれており、気持ちがいい。天井は高く、開放感がある。

お風呂への入口を開けると、また違った世界に入り込んだような錯覚に陥る。

中央に3層のお風呂。両脇に洗い場が設けられている。

3層のお風呂は奥からメインの少し熱めの温泉、39℃と少しぬるめの炭酸泉、水風呂と分けられ、整備された河のようだ。

お風呂もさることながら、「大正ロマン」をテーマにした内装が心身とものリラックスさせてくれる。

奥の壁に描かれた大きな滝のタイル絵。リニューアルされる前から変わらないそうだ。

この滝からはじまる内装には物語性が感じられる。

滝から流れた水は鯉が彫られた大きな滝壺へ。二次元から三次元へのドラスティックな展開に驚きの感情を抱いた。

そして、滝壺から河のように連なる温泉へと流れ出る。

中央の仕切りには四季折々の花、手前の壁にはアルプスが描かれ、森の中にいるような感覚になる。

壁の高い位置にはステンドグラスがあり、昼間は太陽の光が差し込み開放感をもたらしてくれる。

ステンドグラスからの光がお風呂のお湯に反射し、天井が星のように光るのもいとをかしである。

銭湯に来たのに、森の中の秘湯にきたような感覚にさせてくれる。

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場所  大田区西蒲田6-16-11

番号 03-3734-0081

時間  15:00 – 25:00 

定休日 火曜日











	
6年前

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